【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

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広報誌「みな・みな・ねっと」

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肺結核の話

呼吸器科科長 座安 清

 肺結核と聞いても今の若い人にとってはなじみがない病気と考えられます。高齢者にとってはかつて肺病と言われて恐れられた病気です。宮城県の結核罹患率は結核の統計2007によると全国で2番目に低く、東北全体も東京や大阪に比べてはるかに低い結核罹患率であります。しかし米国と比較するとまだ3倍も高い状態です。また高齢者の結核の割合は年々増加しており、結核に対して免疫がない若年者に感染するという事態が今後増加すると考えられます。

 結核菌は昔から人から人に感染することにより生き延びてきました。結核に感染している人が老化や体力の低下などにより人生の最後を迎えると肺結核を発症させて咳をして周囲の人に空気感染を起こすと考えられます。全ての人が結核に感染する可能性がありますが感染しやすい人は糖尿病やステロイドホルモンを飲んでいる人などの免疫が低下していると考えられる人たちです。ダイエットで食事をあまり取らない人や不規則な生活をしている人も感染しやすいです。しかし感染したからといってすべての人が発病するわけではありません。10人中1人が発病するかどうかです。発病するには結核菌の量が関係します。大量の結核菌に暴露されると発病しやすくなります。

 肺結核の症状は咳や痰、微熱、寝汗などがありますが特に2週間以上継続する咳が見られるときは肺結核を疑って早く病院を受診することが重要です。もし肺結核で激しい咳を2週間も継続していたら周囲の人にうつす可能性があります。そのため咳をするときはマスクをすることがエチケットとなっています。診断は胸部レントゲンや喀痰検査などで行いますが喀痰検査が最も重要です。喀痰検査で結核菌が見つかれば診断できます。さらに菌量の多い、少ないにより入院治療か外来治療かが決まります。治療は結核の薬が数種類あるのできちんと治療すればほとんど治ります。

 肺結核に罹らないようにするにはきちんと食事や睡眠を取り規則正しい生活をすることです。さらに不特定多数の人が集まる狭い空間を避け、換気に気をつけて常に新鮮な空気を取り込むことです。咳が出るときは咳エチケットを守ってマスクをすることです。

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