【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

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広報誌「みな・みな・ねっと」

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薬局だより

冷え性のお話

薬局 薬剤師 小林 正人

 早いもので2010年も残すところあとわずかになりました。皆さんは体調を崩したりしていませんか?さて、今回のお話ですが、寒い時季にピッタリの冷え性についてお話していきたいと思います。

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まずは、冷え性の原因についてお話していきます。

主に原因は3つ挙げられます。

 1つ目は、人の皮膚にある、温度を感じる神経機能が鈍くなることで、冷え性が引き起こされるといわれています。なぜかというと、①冷暖房完備の生活で、夏も冬も屋内外の温度差が激しい。②夏も冬もビールやジュース等の冷たい飲み物や食べ物をとるため、内臓の温度調節機能も鈍くなってしまう。③特に女性ですが、ハイヒール等の足に合わない靴を履き続けることで、温度を感じる神経や、足先の感覚が鈍ってしまう。というようなことが挙げられます。

 2つ目は、自律神経がうまく機能しなくなることです。自律神経は人間の感情をコントロールする神経中枢の影響を受けているため、強いストレスが続くと上手く機能しなくなることがあります。また、自律神経は、女性ホルモンの分泌をコントロールする神経とも関係があるため、出産、閉経時等に自律神経のバランスが崩れ、冷え性になる女性が多いとも言われています。

 最後に3つ目は、血流の循環が悪いため、末端(手や足等の先)まで温かい血液が流れにくくなることが原因とも言われています。

 次に、どなたでもできるサプリメントを使った改善方法についてお話します。サプリメントと言っても、最近は多種多様なものがあるため、どれが良いのか分からないという方のために代表的な4つの成分についてお話していきます。

■ビタミンE:

脂溶性ビタミンで、多くは大豆油やとうもろこし油、マーガリン等の油や、脂肪の多いナッツ類などに存在しています。たくさん摂ろうとすると余分な脂肪分まで摂取してしまい、高カロリーになりがちです。小松菜やカボチャ等の緑黄色野菜にもビタミンEが含まれていますが、なかなか十分な量は満たせません。

■コラーゲン:

新陳代謝を活発にして、血流の流れも良くなり、自然と冷え性等の改善がみられます。

■ビタミンC:

「ローズヒップ」がビタミンCの効率的な摂取に役立ちます。冬の間のビタミンC不足から起きる病気を防ぐと言われています。

■高麗人参:

滋養強壮に優れた食品として知られています。

 これら以外にも多くのサプリメントや漢方薬等があります。人やモノによって効き目は様々です。上記のサプリメントも参考にして頂き、冷え性改善の力になれればと思います。

 現在お薬を服用していて、サプリメントや漢方薬との飲み合わせが大丈夫か不安を持っている方がいらっしゃいましたら、かかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。

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