【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

診療受付時間(月~土 8:30)休診日(日・祝・年末年始12/30-1/2)

top_set_01-1 top_set_01-2 top_set_01-3

広報誌「みな・みな・ねっと」

ホーム 当院について 診療科のご案内 健診・PETのご案内 採用情報 交通アクセス

薬局だより

予防接種について①

薬局 薬剤師 梶原 光太

minaminanet201309_2_1

 予防接種として、日本脳炎やBCGなどは子供の頃に受けていますが、大人になってからもインフルエンザに代表される予防接種を受けている方は多いと思います。最近では風疹が流行しているため、風疹のワクチンについて気になっている方も多いことでしょう。そこで、今月と来月は予防接種について説明していきたいと思います。

●ワクチンの種類

生ワクチン

・・・生きているウイルスや細菌の毒性を弱めて作ったワクチン

ウイルスや細菌が体内で増殖するので、接種後にその病気の症状が出てくることがある。

例:麻しん風しん混合(MR)、麻しん(はしか)、風しん、おたふくかぜ、水痘、BCG、ロタウイルス、生ポリオなど

不活化ワクチン

・・・感染力や毒性をなくしたウイルスや細菌で作ったワクチン

1回接種しただけでは必要な免疫を獲得・維持できないため、数回の接種が必要。

例:四種混合、三種混合、不活化ポリオ、日本脳炎、インフルエンザ、B 型肝炎、肺炎球菌など

トキソイド

・・・細菌のもつ毒素を取り出し、毒性をなくしてワクチンができる性質だけを残したもの

例:ジフテリア、破傷風など

●次の予防接種までの間隔はどのくらいあければいいの?

 次の予防接種までの間隔は、ワクチンの種類によって異なります。異なるワクチンを受ける場合は、原則として生ワクチンを接種した後は27日以上不活化ワクチン、トキソイドを接種した後は6日以上間隔をあける必要があります。

 同一のワクチンを接種する場合は、ワクチンの種類によって回数や間隔が定められています。例えば、インフルエンザワクチンは13歳以上の任意接種の場合、1回でも十分な効果があるとされていますが、基礎疾患などがあって2回接種が必要な場合は、1~4週間は間隔をあけます。可能であれば4週間程度の間隔をあけた方が免疫の獲得はよいと言われています。

●病気にかかった後に予防接種を受けたいときは?

minaminanet201309_2_2

 麻しん、風しん、水痘、おたふくかぜなどにかかった場合は、治ってから4週間は接種を避けます。その他のウイルス性疾患に関しては、治ってから1~2週間程度は接種を避けましょう。

※当院で取り扱いのないワクチンもありますので、事前にお問合せください。

予防接種ご希望の方は、1週間前までにご予約ください。

▲みな・みな・ねっと 9月号に戻る

ftr_logo

〒989-2483 宮城県岩沼市里の杜一丁目2-5
TEL 0223-23-3151 FAX 0223-23-3150

個人情報保護法施行により、ホームページに掲載されている写真はご本人の承諾を得ております。

Copyright c 2005 Minami Tohoku Hospital. All Rights Reserved