レシピ紹介
豆腐とトマト缶の炒め物
栄養管理課 管理栄養士 曵地 望
豆腐の材料となる大豆の旬は秋から冬にかけてです。年中店頭に並ぶ豆腐ですが、大豆収穫後の時期に作られる1~2月が豆腐の旬と言われます。
豆腐に含まれる代表的な栄養素は、たんぱく質。畑の肉とも言われる大豆から作られる豆腐には良質なたんぱく質が豊富に含まれます。たんぱく質は体の中で筋肉を作り、免疫力も高めてくれます。
豆腐は肉や魚が食べにくくなってきたと感じる方にも食べやすい食材であり、むせ込みがひどくなってきた方も絹ごし豆腐であれば食べやすいため、たんぱく質を摂るにはお勧めです。
また、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンも豊富に含まれますが、イソフラボンは女性に嬉しい効果だけでなく、骨を強くしたり、コレステロールの増加を抑えて動脈硬化を防いだりといった働きもあります。
今回は、トマト缶を使い簡単に出来るレシピです。ぜひお試しください。
作り方
①木綿豆腐は軽く重しをして水を切り、食べやすい大きさのやっこに切る。
②豚肉は一口大に切り、☆で下味をつける。
③フライパンでサラダ油を熱し、②の豚肉を入れて色が変わるまでよく炒める。
④③に豆腐を加え、豆腐の表面に焼き色をつける。
⑤豆腐に焼き色がついたら、ホールトマトを加える。トマトが大きい場合は食べやすい大きさに箸で切りながら豆腐が崩れないように炒める。
⑤醤油で味を整えたら、皿に盛り付け粉パセリをかける。
1人分栄養価
エネルギー:168kcal 塩分:1.7g