ワンポイントリハビリ
生活習慣病について
リハビリテーション科 理学療法士 佐藤 眞理子
新型コロナウイルスの流行で運動の機会が減り、コロナ太りという言葉が聞かれるようになりました。生活習慣に変化を感じている方が多いのでは無いでしょうか?今回は生活習慣病についてご説明します。
生活習慣病は肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症など生活習慣が発症の要因となる疾患の総称です。具体的な生活習慣としては食事・運動・休養・喫煙・飲酒等が挙げられ、代表的な治療には大きく分けて食事療法、薬物療法、運動療法の3つがあります。
? 食事療法
お腹いっぱい(満腹)食べる習慣をやめ、よく噛み、腹七?八分目を意識しましょう。一日の総カロリーや塩分に注意して、三食をバランス良く、規則正しく食べましょう。
? 薬物療法
薬で血糖値や血圧をコントロールします。病気の種類や患者さんの状態に応じて様々な薬剤が用いられます。自己判断で服用量を増減せず、用法用量を守り、決められた時間に飲むようにして行きましょう。体調不良を感じた際は、医師や薬剤師に確認しましょう。
? 運動療法
筋力トレーニングや有酸素運動を行うことで、減量や血圧低下、血糖値コントロールが期待できます。運動の時間がとりにくい方は、歩く速さや、背すじを伸ばして座るなど普段の生活にちょっとした運動を取り入れていくのもいいかもしれませんね。
具体的な運動方法については、次回でご紹介しますので、次回もお楽しみに!