脳卒中や頭部外傷により脳が損傷を受けると、その損傷部位によって「失語症」や「高次脳機能障害」「摂食・嚥下機能障害」といった後遺症が生じる場合があります。当院では現在9名の言語聴覚士がこのような後遺症をもつ入院・外来の患者さんに対する支援を行っています。
写真は、絵カードを使用した訓練です。話す機能に対してアプローチをしています。他にも聞く・読む・書く等の機能も低下するため、それぞれに対して積極的に訓練を行います。
脳卒中や交通事故などの影響により集中力がなくなった、何かを新しく覚えることが出来ないというような症状の出る高次脳機能障害に対して訓練を行います。
摂食・嚥下障害があると栄養・水分摂取が困難になったり、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。そのため、食べることに障害がある方のリハビリを行っております。当院では主にベッドサイドでリハビリをしております。
この他にも症状はたくさんあります。それぞれの症状、患者さん一人一人に合わせたリハビリを行い、他職種と連携しながら機能回復・生活の質の向上をサポートさせていただきます。