調剤薬局からの疑義照会を受けている様子
当院では、2006年7月より全ての患者さんに院外処方を発行しており、院外の調剤薬局にてお薬をもらっていただいています。また当薬剤科では、調剤薬局からの処方箋に対する疑義照会の窓口となり、調剤薬局と連携を持ちながら患者サービスに努めています。
当院では、平成17年より電子カルテを導入しており、医師の入力した処方に基づいて入院中の患者さんのお薬を調剤しています。その際、薬の飲み合わせや量、服用方法などをチェックし、安心して飲める薬が患者さんの手元に届くよう努めています。
調剤している様子
散剤の調剤風景
クリーンベンチの中で軟膏を調製している様
処方せんの監査をしている様子
医師の処方に基づき、患者さん一人ひとりの入れ物に点滴を取り揃えています。その際、配合変化や相互作用を確認し病棟に払い出しています。
また、当薬剤科にはクリーンベンチと安全キャビネットという、無菌状態で衛生的に作業できる設備があり、無菌的な調製が必要な高カロリー輸液や抗がん剤の調製なども行っています。
入院患者さんの注射の監査をしている様子
クリーンベンチで中心静脈栄養
(TPN)を調製している様子
安全キャビネットで抗癌剤を調製している様子
入院患者さんのお薬セットの風景
入院している患者さんが安心して薬物治療を受けられるように、薬剤師が病室に直接伺い、患者さんの疑問に応えながら薬の説明を行っております。
また、他の病院から貰って飲んでいる薬との相互作用や、アレルギー歴などの情報を看護師や医師と共有し、より安全な薬物治療を行えるようサポートしています。
DI業務の様子
医薬品を安全にかつ適正に使用するには、日々変化する薬の情報を知らなければなりません。
医薬品に関する資料や文献を集め、必要な情報は担当の薬剤師が随時医療スタッフにお知らせしています。必要時には医薬品の勉強会を行い、知識の向上に努めています。
がん早期発見の検査として活躍しているのが、PETという画像診断装置を使用した検査方法です。今まで発見しにくかった早期の小さながんを高い確率で見つける事ができる画期的な検査方法です。その検査の際、ブドウ糖に似た放射性薬品を使用することになっており、その薬品の調整を当院では薬剤師が行っています。
PETの作業の様子①
PETの作業の様子②