他にもこのような症状が・・・
シャツを着たり脱いだりする動作が辛くなったり、頭の後ろで髪を結ぶ動作、腰の後ろで帯を結ぶ動作が難しくなります。
→実は「老化」という以外、まだあまり詳しくわかっていません。
人類の進化の面からみると、2本足で立ち両手を自由に使用するために、肩の関節に大きな動きを与えて、筋・腱・靭帯などで支えるようにしたと考えられています。肩には体重の1/8にあたる重い腕がぶら下がり、加えて重い荷物を持ちあげたりして、加齢とともに疲労が蓄積される構造となっています。
肩の関節は腕がスムーズに動くよう靭帯や筋肉が入り組んだデリケートな構造となっています。

老化で筋肉や靭帯が衰えると、肩関節の動きがギクシャクとなります。その結果、関節の周囲が炎症を起こし、神経を刺激して激痛を起こします。
五十肩になったら、動かさないとダメ!!と聞いた事がありませんか?これは半分合っていますが、半分間違っています。
→病期(時期)によって対処方法が違います。
急性期・慢性期・回復期と、痛みの状態によって3つの期間に分けられ、1~2年かけてこの経過をたどります。
※個人差があり遅い人では2年以上かかることもあります。
薬物療法、温熱療法、また安静肢位を心がける必要があります。

腕の動きを改善させる運動を徐々に行っていきます。
※痛みがでない範囲で行う必要があります。
※体操の前に、お風呂に入ったり、蒸しタオルなどで肩を温めておくと効果的です。

①肩の力を抜き腕を垂らす。

②体を使って腕を回す。
ストレッチなどで十分な柔軟性を回復する必要があります。
予防と治療でカギを握るのは『肩甲骨』です。
肩甲骨は、肩を構成している多くの 筋肉や靭帯とつながっています。肩甲骨を動かせば、肩の筋肉や靭帯も動かすことが出来ます。

①ベッドや椅子に座り、腕は体の横に垂らす。
※背筋を伸ばす。

②肩甲骨を寄せるように胸を張る。

③肩甲骨を離すように胸を寄せる。

①腰の後ろに両手をまわし、良い方の手で悪い方の手首を持つ。

②良い方の腕で助けながら、手を背中に沿ってゆっくり引き上げる。

③引き上げた腕をゆっくり元の位置に戻す。

①頭の後ろに両手を持ってくる。

②肘と肘を寄せるようにゆっくり閉じる。

③肘をゆっくり開き、元の位置に戻す。

①タオルを両手に持ち、頭の上まで上げる。

②両手をゆっくり頭の後方へ持っていく。

③ゆっくり頭の上まで両手を上げる。

①タオルを両手で持ち、頭の上まで上げる。

②両手をゆっくり横に倒す。

③反対側にもゆっくり倒す。

①タオルを両手で持ち、背中にまわす。

②左手が背筋に沿うように、右手に持ったタオルを引く。

③左手でも同様に行う。

猫背だと・・・
→肩が内側へ入り込み、肩関節内の筋肉に負担がかかります。
悪い姿勢は、五十肩の原因に!!
五十肩は突然、誰にでも起こりうる疾患です。日頃から姿勢に気をつけ、ストレッチを行っていきましょう。適切な運動方法は人によって異なるため、時期や運動方法については専門家に相談しましょう。