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ワンポイントリハビリ(杖、正しく使っていますか?)

年齢を重ねるごとに膝や腰の痛み、足の筋力低下や脳卒中の後遺症などにより何も使わず歩くことが難しくなります。そのため、今回はしっかり歩くために、一番身近な杖の正しい使い方について4つのポイントをご紹介したいと思います。

(1)杖の高さを正確に

杖の高さは直立した状態で、足のつま先より縦・横15cmの位置に杖の先を置き、杖を握った位置で計測します。このとき肘を約30度曲げた姿勢が適当です。この高さは、大転子と呼ばれる部分の高さとだいたい同じになります。しかし、この杖の高さは一般的な決め方であるため、最終的には歩いてもらい、体の姿勢や歩き方を見て決めるようになります。
(大転子とは‘気をつけ’の姿勢をしたときに手にあたる骨の出っ張り部分のことです)

(2)小指で握り、小指に体重をかける。

握りは支柱側ではない方の握り部分を小指で把持します。そして、小指側の手の腹に体重を一部乗せます。そうすると杖に安定して体重をかけることが出来ます。

(3)垂直より軽く前傾させてつきましょう。

杖は軽く前傾してつくときが一番安定します。最近では先端にゴムなどのすべりにくい素材が使われているため垂直についても安定が得られやすくなっています。

(4)杖のつく位置は肘関節が伸びる方向へ

杖は肘の伸びる方向にまっすぐつきましょう。図の悪い例のように横についてしまうと、握りが横にぶれてしまい安定性が低くなります。

良い例

悪い例

以上の4点が杖を正しく使うポイントですが、人それぞれにあった長さ、使い方があります。わからない点がありましたら、気軽にお近くの専門のスタッフに聞いてみてください。

掲載内容については、南東北病院グループである「社会福祉法人 南東北福祉事業団」より資料をいただき転載しております。南東北福祉事業団では、様々な情報を定期的に掲載しております。是非ご覧下さい。

社会福祉法人 南東北福祉事業団 総合南東北福祉センター
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