【宮城県岩沼市】24時間救急診療を提供できる救急指定病院。土曜診療も受付可。
宮城県岩沼市 社会法人将道会 総合南東北病院-救急指定病院-

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

診療受付時間(月~土 8:30)休診日(日・祝・年末年始12/30-1/2)

top_set_01-1 top_set_01-2 top_set_01-3

広報誌「みな・みな・ねっと」

ホーム 当院について 診療科のご案内 健診・PETのご案内 採用情報 交通アクセス

ワンポイントリハビリ

ストレートネック【スマホ首】 体操編

リハビリテーション科 作業療法士 鈴木 壱心

 前回、ストレートネックの症状や原因について解説しましたが、今回は予防に効果的な体操をご紹介します。

【ストレートネックになりやすい姿勢】

 『悪い例』のような姿勢を長時間続けると、頸部・背部の筋肉(胸鎖乳突筋・斜角筋・頭板状筋等)の緊張が増加し、胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が縮みます。このことがストレートネックや肩こりの原因になると言われています。

 『良い例』のように、足は地面につけ、背筋を伸ばしてストレートネックを予防しましょう。

minaminanet202402_2_1

【効果的な体操】

 首と肩の筋肉のストレッチを3つ紹介します。

(1)首を伸ばすストレッチ(斜角筋群・頭板状筋・胸鎖乳突筋などのストレッチ)

①仰向けになる

②二重顎になるように顎を引き、3秒〜5秒キープして戻します。

③②を10回繰り返す

※息苦しくなったり、頚椎に疾患がある方は無理せずできる範囲で実施しましょう。

(2)肩を引き上げる体操(頭板状筋・僧帽筋・肩甲挙筋のストレッチ)

①肩を矢印の方向へ引き上げて3~5秒間キープして戻します。

(3)胸を広げる運動(大胸筋のストレッチ)

ストレートネックだけでなく、猫背や巻き肩にも効果的です。

①背もたれがない場所に背筋を伸ばして座る

②手を後ろで組み、3~5秒間胸を張る

minaminanet202402_2_2

【最後に】

 ストレートネックの予防には普段から良い姿勢を意識する事が大切です。気が付いた時などに首や肩などのストレッチを行いましょう。痺れが生じるなどの場合は整形外科などを受診する事をおすすめします。

【参考文献】特定非営利法人 日本成人病予防協会 ストレートネックについて
     著)及川巧翔 非活動に伴う逸脱姿勢による弊害に対する理学療法介入の効果 2021

▲みな・みな・ねっと 2月号に戻る

ftr_logo

〒989-2483 宮城県岩沼市里の杜一丁目2-5
TEL 0223-23-3151 FAX 0223-23-3150

個人情報保護法施行により、ホームページに掲載されている写真はご本人の承諾を得ております。

Copyright c 2005 Minami Tohoku Hospital. All Rights Reserved