レシピ紹介
なすのくたくた煮
栄養管理課 管理栄養士 綱川 佳子


なすはインドが起源で、奈良時代に中国経由で日本にもたらされた野菜です。長い栽培の歴史があり、現在も日本各地でさまざまな品種が栽培されています。
「なす紺」と呼ばれる紫紺色の皮には、抗酸化作用や抗ガン作用があるといわれる紫色アントシアニンの一種、ナスニンが多く含まれています。また、なすは、血行促進や痛み止めなどの作用に加え、高熱を冷ます効果もあることから旬となる夏の食卓におすすめの野菜のひとつです。
作り方
①なすはヘタを落として、縦半分に切り、皮側に斜めに切り込みを入れる。いんげんは筋をとり、半分に切る。豚肉は3cm幅に切る。
②ごま油を熱して豚肉を炒め、色が変わってきたら端に寄せ、なすを入れて両面を焼く。いんげんを加え、さっと炒めたらAを入れ、材料がやわらかくなるまで煮る。
③器に盛り、みょうがのせん切りを添える。
1人分栄養価
エネルギー:203kcal 蛋白質:10.3g 塩分:0.6g