レシピ紹介
かぶとツナのソテー
栄養管理課 管理栄養士 曵地 望
春の七草である「すずな」は、かぶの昔の呼び名です。かぶの根の白い部分にはビタミンCが多く含まれ、体の免疫力を高めることで、風邪予防などに繋がります。消化を助ける酵素も含まれており、年末年始で疲れた胃にも優しい食材です。
今回彩りも兼ねて使用したかぶの葉ですが、実は根の部分よりもビタミンC、β-カロテンなどの栄養素が豊富に含まれます。葉の部分を捨ててしまう方は少ないと思いますが、ぜひ炒め物や味噌汁、浅漬けなどに使用して栄養を無駄にしないことをお勧めします。
このレシピは、塩を使わずツナとにんにく、黒こしょうで味や風味をつけた薄味料理という所もポイントです。
ビタミンCの多いかぶで、風邪に負けずに寒い季節を乗り切りましょう。
作り方
① かぶは皮をむき、縦半分に切って5mm程度の厚さに切る。かぶの葉は小口切りにする。
② フライパンにオリーブ油とにんにくチューブを入れて中火にし、油があたたまったら、かぶを入れ表面に焼き色がつくまで炒める。
③ ②に油を軽くしぼったツナと、かぶの葉を加えて、絡めながら炒める。
④ かぶの葉がしんなりしたら器に盛り付け、黒こしょうをかける。
1人分栄養価
エネルギー143kcal、塩分0.4g