ワンポイントリハビリ
リハビリテーション科の紹介
リハビリテーション科 作業療法士 高梨 哲
当法人のリハビリテーション部門は、理学療法・作業療法・言語聴覚療法の3部門で構成され、総合南東北病院(病院通所リハビリテーションを含む)、介護老人保健施設サニーホーム、南東北訪問看護ステーションに各部門のスタッフを配置しています。 当科の大きな特徴は、病気や怪我、手術をされて間もない時期(急性期)から、集中的にリハビリが行われる時期(回復期)、退院後自宅や地域でよりよい生活を送る時期(生活期)まで、途切れることのないリハビリテーションを提供できる体制が整っていることです。

【急性期のリハビリテーション】
当院一般病棟において、患者さんの心身の状態を各職種間で共有しながら、早期退院が図れるよう支援しています。 また、処方内容に合わせてロボットスーツHAL®(ハル)医療用や末梢神経磁気刺激装置Pathleader(パスリーダー)、機能的電気刺激装置IVES(アイビス)など効果的な治療機器を活用し、身体機能・能力の改善を促進しています。
【回復期リハビリテーション】
回復期リハビリテーション病棟では、365日リハビリテーションを提供できる体制を整えており、身体機能の向上を目指すリハビリだけでなく、生活場面を想定した日常生活動作(ADL)や患者さんの必要に応じた家事・仕事・余暇などに関わる練習も行っています。
【生活期のリハビリテーション】
当院通所リハビリテーションでは、要介護・要支援・短時間型・歩行特化型の4つのコースで、自宅での生活がスムーズに送れるような支援を行っています。
訪問リハビリテーションでは、岩沼市・名取市・亘理町・柴田町にお住まいの方に対して理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がご自宅に訪問し、日常生活の自立を目的としたリハビリテーションを提供します。
【介護老人保健施設サニーホーム】入所定員100名、通所定員40名
サニーホームは、在宅復帰・在宅支援を担う超強化型の介護老人保健施設です。入所中の方や通所リハビリテーションを利用している方に対して、生活機能向上を目的にリハビリテーションを、またご家族やヘルパーなど支援される方々への指導や生活環境の調整も行っています。