退院調整看護師からのお知らせ
褥瘡があっても在宅は可能です!
東2病棟 看護師 坂本 美由紀
褥瘡(床ずれ)の処置は看護師にしか出来ないと思って、在宅をあきらめていませんか?褥瘡があっても在宅での生活は十分可能です。当院では在宅へ向けて、家族の方に褥瘡の対処法や処置の仕方を習得していただくために、パンフレットを用いてレクチャーを行っています。
【基本の処置の方法】
① 褥瘡部位を微温湯(水道水で可)で洗い流します。(軽く指でなでるようにしても良いでしょう)
② 水滴をティッシュで軽く押さえます。
③ 患部をラップで覆います。

※処置だけでなく、褥瘡(床ずれ)を悪化させないためには、予防が大切です。
●定期的な身体の向き変え
●体圧分散寝具の利用
●皮膚の清潔を保つ
●バランスの良い食事をとる・・・等を心掛けましょう。
退院後は訪問診療、訪問看護などで在宅での生活をサポートしていく方法を一緒に考えていきますので、お気軽に病棟看護師にご相談下さい。