救急科
医師紹介
氏名 | 資格 |
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赤間 洋一 | 日本救急医学会認定 救急科専門医 |
救急科について
当院の救急科では基本的に、重症肺炎、呼吸不全、心不全、中毒、心肺停止、ショック、敗血症、熱中症、偶発性低体温症、溺水等の治療や集中治療を中心に行います。救急科では24時間体制で各診療科の医師、放射線科、臨床検査科、看護部、事務部等の院内各部署の職員と密な連携をとり、救急車の受け入れを行っております。
救急搬入件数
当院は、年間約2,500件(1日あたり平均7件)の救急搬入があります。 CPA搬入は年間約50件、外傷、脳血管障害などがおよそ75%を占めています。二次医療圏内の搬入シェアは42%超となっており、地域の中核的病院としての役割を担っています。
赤間洋一副院長兼救急センター所長が岩沼市より感謝状を授与されました
令和4年11月3日(木)文化の日に岩沼市民会館で「令和4年度岩沼市功労者表彰式」が行われ、赤間洋一副院長兼救急センター所長が感謝状を授与されました。
これは、赤間副院長が自ら開発した簡易蘇生ボードを救急対応の一助として岩沼市の公共施設20ヵ所へ寄贈したことによるものです。
この簡易蘇生ボードは、救急車が現場に到着するまでの時間に誰でも容易に心臓マッサージができるようになっており、①置くだけで胸部の中心に設置され、左右にぶれない。②設定されたリズム音に合わせて適切な回数の心臓マッサージを行うことができる。③肋骨・胸骨骨折の発生を抑える。④対象者に直接触れずに心臓マッサージを実施できるため感染リスクを下げることができる。⑤AEDと併用が可能。などの利点があり、特許も取得しています。(特許第6741330号)
今回の授与について赤間副院長は『この度、岩沼市より「感謝状」を授与していただき光栄に思っております。もし、急変時に遭遇した場合、この蘇生ボード(あればAEDも)を使っていただけたら救命することが大いに期待できると思います。』と話していました。

【赤間副院長と簡易蘇生ボード】

救急功労者表彰(総務大臣表彰)を受賞
当院の赤間洋一副院長兼救急センター所長が平成25年度救急功労者表彰(総務大臣表彰)※を受けました。赤間副院長は、当院の救急事例検討会及び救急救命士の病院実習等により救急隊員の教育に尽力する傍ら、岩沼地域メディカルコントロール協議会委員として救急業務高度化に尽力した功績が認められ、今回の表彰に至りました。
※救急功労者表彰(総務大臣表彰)は、救急業務の推進に貢献し、もって国民の生命身体を守るとともに、社会公共の福祉の増進に顕著な功績があった方々を表彰することにより、救急業務の一層の推進に資することを目的として表彰されるものです。
宮城県救急医療功労者知事表彰を受賞
当院の救急医療体制確立のための貢献が認められ、平成21年度宮城県救急医療功労者知事表彰を頂きました。これは宮城県が多年にわたり救急医療の確保、救急医療対策の推進に貢献した団体及び個人等に対して、その功績を称え、表彰するものです。
今後も、地域の救急医療充実のため、より一層努力して参ります。
モバイル映像転送システム導入
モバイル映像転送システムとは・・・

総合南東北病院は名取、岩沼、亘理・山元を管轄する消防本部に対して「モバイル映像転送システム」を寄贈しました。モバイル映像転送システムとは救急現場から携帯端末を介して病院にリアルタイムで患者情報を送信できるシステムで4月13日より運用を開始しています。このシステムはドクターヘリでの運用事例はありますが、救急医療で消防署と民間医療機関が連携して導入するのは全国で初めて。
救急医療の現場でこのシステムの導入により、適切かつ迅速な処置が可能となります。